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福岡県筑豊を拠点に、北九州の公害運動をはじめ、朝鮮人強制労働、炭鉱・港湾労働、戦争の実相など、歴史に翻弄された人々をテーマに健筆を揮ってきた記録作家・林えいだい83才。が記録作家になった背景には、反戦思想を貫き、警察の拷問を受けて命を落とした父親の存在があった。 戦時下、国家権力に抗うことがいかに悲惨な結果を招くか、国家によって肉親を奪われた幼少時の記憶が、林を虐げられた人々の救済と鎮魂へと駆り立てていった。林は、徹底した聞き取り取材により、見捨てられ、虐げられた人々の無念の記憶をたどる。 がんに侵された今、人生の集大成として取り組んでいるのは、旧日本軍特攻作戦の重爆特攻機「さくら弾機」放火事件の真相。 ペンを持つ手もままならず、セロテープでペンを指に巻き付けながら懸命に記録を残す。 “命”の重さと向き合う記録者の目に、日本という国はどのように映っているのか。 |
開催日 |
平成29年5月26日(金)~28日(日) |
時 間 |
①10:00~ ②13:30~ ③15:45~ ④18:00~ |
場 所 |
ドームシアター |
対 象 |
どなたでも |
定 員 |
各回先着60名 |
費 用 |
一般1,000円(当日1,200円) シニア1,000円 大学・高校500円 |
申込方法 |
電話受付 |
申込期間 |
受付中 |
連絡先 |
北九州市環境ミュージアム 〒805-0071 八幡東区東田2-2-6 TEL:093-663-6751 FAX:093-663-6753 |